ほんの感想「廃用身」 久坂部羊
2003年11月8日「廃用身」 久坂部羊 幻冬舎 1600円
久方ぶりに買ったハードカバーの新刊。考えてみれば、お金がないはずの大学生時代の方が、ハードカバーの新刊よく買ってたよなあ。
買ったきっかけは、吉本の若手中堅ピン芸人「たむけん」こと、たむらけんじのホームページを見たら激賞してたから。あんまり説得力のないきっかけやけど、だまされたと思って買ってみた。
ドキュメンタリータッチの構成、文体で読みやすい。また老人医療というタイムリーな題材に問題提起した、野心作でもある。肉体が精神に与える影響というものを考えさせられた。
結末は後味のいいものではない。もう少し希望の持てる展開の方が個人的には好み。
評価→○。ハードカバーで買っても損はないだけの出来。
久方ぶりに買ったハードカバーの新刊。考えてみれば、お金がないはずの大学生時代の方が、ハードカバーの新刊よく買ってたよなあ。
買ったきっかけは、吉本の若手中堅ピン芸人「たむけん」こと、たむらけんじのホームページを見たら激賞してたから。あんまり説得力のないきっかけやけど、だまされたと思って買ってみた。
ドキュメンタリータッチの構成、文体で読みやすい。また老人医療というタイムリーな題材に問題提起した、野心作でもある。肉体が精神に与える影響というものを考えさせられた。
結末は後味のいいものではない。もう少し希望の持てる展開の方が個人的には好み。
評価→○。ハードカバーで買っても損はないだけの出来。
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