M−1

2003年12月8日
 今年のM−1出場8組が決定。お気に入りの笑い飯のネタがテレビで見れるのはうれし。以下、講評。

 2丁拳銃・・base時代はしっかりと組み立てたネタをして安定してたけど、小粒感が拭えなかった。東京へ行って成長・・してないやろなあ。

 千鳥・・いわゆる麒麟枠。吉本の営業的にも現baseメンバーからも誰か出場させたかったんやろう。つっこみが弱すぎ、メリハリにかける。

 麒麟・・普通に進歩してるし、普通におもろい。けど、麒麟型漫才が完成してきて、爆発力に欠け、つっこみの田村の下手キャラもうざくなってきた。

 スピードワゴン・・ナルシスト的ボケと東京つっこみ。存在感が独特なので嫌いじゃない。

 りあるきっず・・まだおったんやあ。過去に見た漫才は若さがなく、いとし・こいしみたいで(いとし・こいし自体は好きやけど)つまらんかった。ちょっとは成長してるやろう。

 フットボールアワー・・優勝候補ナンバー1。「ドレス」の頃から岩尾を応援しているので、ビッグになってほしい。最近はネタのつなぎの小ネタの部分がおもろくなって、隙がなくなってきた。

 アメリカザリガニ・・実力あるコンビ。ただ旬は過ぎつつある気が。松竹なら、チョップリンの漫才っつうのを見てみたかったよ。

 笑い飯・・最近こなれてきて以前の荒さがなくなってきたけど、勢いも若干弱くなったようでちょと心配。ただネタの数は豊富っぽい。この1年、数少ないテレビ出演で見たネタはほとんど違うネタばかり。期待◎。

 ワイルドカード・・だれやろなあ? 去年のスピードワゴンは意外やった。8組とタイプが異なり、できれば前2回未出場者がええ。個人的にはシャンプーハットあたりに来て欲しい。ただバランス的には、ビッキーズやアンタッチャブルに会場を盛り上げてほしいかも。

 優勝予想は、フット。あと決勝に残るのは飯、もう1組はむずい。正統派のニチョケンかアメザリかワイルドカードかなあ。 

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