ぱっとしない原作よりかは、数倍面白い。
 過去を辿る旅っていう構成は、いかにもノスタルジックに感動させます的な気がしないでもないけど、うまいことはうまい。ちょっと「101回目のプロポーズ」を彷彿とさせた。
 亡くなった恋人を胸に抱え、追憶に浸るって、恋愛ドラマの最強パターンだよなあ。

 途中までは楽しめた。ただ、柴咲コウの正体があれって・・・ちょと出来過ぎでわざとらしいぜい。
 上映時間が若干長すぎるっていうこともあり、名作になり損ねたっていう感じ。
 でも、見て損はないかなあ。
 光や音楽の使い方とか、さすが新進気鋭の監督の作だけあるなあと思った。 

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